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ATi IGP/IXP詳細
先日ATiからアナウンスされたRADEON IGP/IXPの詳細。IGPはRADEON 7000相当のグラフィックスコアを統合したもので、AMDプラットフォーム用としてIGP 320と320M、Pentium 4プラットフォームとしてはIGP 330, 340, 340Mが投入されている。このうちIGP 320MとIGP 340Mはモバイル向けとされているが、ATiの省電力技術であるPowerPlayがIGP 340Mでは有効とされ、一方のIGP 320Mでは無効にされているようだ。無効とされている理由は不明。PowerPlayテクノロジは動作クロックやコア電圧、リフレッシュレートを調整し消費電力を抑える技術。また、IGP 330とIGP 340の違いは533MHz FSBサポートの有無とされている。その他、以下の機能を持つとされる。- Unified Memory Architecture, メインメモリから8 - 128MBをフレームバッファとして使用
- 64-bit memory interface
- 同期・非同期クロックレート設定サポート
- 2 DIMMs, 最大1GBのPC2100/PC1600 DDR SDRAMサポート
- Integrated master clock generator with spread spectrum support
- AGP 2.0準拠, AGP 2x/4x interface with AGP Fast Write support
- 3 x 300MHz DAC実装, LVDS, DVI, TV-Out, CRT出力サポート
- A-Linkインターフェース: A-Linkモード, PCIモードサポート
- 266MB/sec A-LinkモードでIXPと接続
- 33MHz PCI 2.2準拠I/Oバスで他社製サウスブリッジと接続
- ACPI 1.0B power management
IXP、Integrated I/O Communication ProcessorにはIXP 200とIXP 250が用意されている。これらはATA/100や6ポートのUSB 2.0をサポート、3Com製イーサネットMAC (Media Access Controller)を実装するほか、AC-97 CODEC rev2.2に準拠し6チャネルオーディオをサポートしている。ただし、nForce MCPと異なりDSPは実装しない。また、IXP 250は特に企業内PC向けとして、ASF機構のサポート、Manage Boot Agent(MBA)によるネットワークブートのサポート、Desktop Management Interface (DMI)による遠隔地管理コンソールやWake on LANなどがサポートされている。
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