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Athlon XP 2600+、2400+リリース
AMDはAthlon XPの新バージョン、2600+と2400+を投入すると発表した。Athlon XP 2600+の動作クロックは2.13GHz、2400+は2GHzでFSBはともに266MHz。これまではモデルナンバーが100増えるごとに動作クロックは66MHz高められていたが、Athlon XP 2200+は1.8GHzであり2400+との間ではこれが当てはまらなくなった。1,000個ロット時の価格は2600+が$297、2400+が$193に設定され、従来製品のプライスカットも実施されている。
Athlon XP 2600+/2400+のコアは0.13μプロセス製造のThoroughbredをベースに高クロック化のための改良が施された新リビジョンとなり、メタル層がこれまでの8層から9層へと増加している。これにより配線間の静電容量を抑えることができ、今後の高クロック化が容易になるという。なお、今回の改良によりトランジスタ数、ダイサイズがわずかに増加し製造工程も複雑化するが、価格にはほとんど影響しないと見られている。新コアのダイサイズは84sqmm (Thoroughbred A: 80sqmm)、トランジスタ数は3,760万 (同 3,720万)で、1.65V駆動となる。ちなみに、今後さらに高クロックの製品が投入される時点で333MHz FSBが導入されると言われている。このため、年内に予定されているBartonでは、2800+/2700+あたりから333MHz FSBになると見られているようだ。
AnandTechの行ったベンチマーク結果によれば、今回の製品ではクロック上昇分がほぼそのままスコアに反映されているようだ。3Dレンダリング性能では、SSE2に高度に最適化されたLightwave 7.5でPentium 4にリードされるものの、Maya 4.0.1及び3D Studio MAX 5テストではPentium 4 2.53GHz + PC800 (D850EMV2, i850E)を上回るスコアになっている。テストは256MB DDR333 + EPoX 8K3A+ (KT333)、GeForce4 Ti 4600環境で行われている。以下、スコアの一部。
| Athlon XP 2600+ | Athlon XP 2400+ | Pentium 4 2.53GHz |
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CC Winstone 2002 Content Creation | 38.6 | 37.3 | 42.3 |
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Xmpeg 4.5/DiVX 5.02 MPEG-4 Encoding | 61.4 | 58.7 | 71.5 |
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3D Studio MAX 5 3D Renderring | 310sec | 329sec | 344sec |
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Athlon XP | 旧価格 | 新価格 |
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2600+ | - | $297 | 2400+ | - | $193 | 2200+ | $230 | $183 (-20%) | 2100+ | $180 | $174 (-3%) | 2000+ | $163 | $155 (-4%) | 1900+ | $150 | $139 (-7%) | 1800+ | $142 | $130 (-8%) | 1700+ | $130 | $114 (-12%) | Athlon MP | 旧価格 | 新価格 |
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2100+ | $224 | $224 | 2000+ | $188 | $178 (-5%) | 1900+ | $179 | $170 (-5%) | 1800+ | $166 | $161 (-3%) | 1600+ | $150 | $150 | Mobile Athlon XP | 旧価格 | 新価格 |
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1800+ | $335 | $301 (-10%) | 1700+ | $210 | $205 (-2%) | 1600+ | $185 | $180 (-2%) | 1500+ | $175 | $169 (-3%) | 1400+ | $150 | $150 | Mobile Athlon 4 | 旧価格 | 新価格 |
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1600+ | $185 | $180 (-2%) | 1500+ | $175 | $169 (-3%) | 1.2GHz | $150 | $150 | Mobile Duron | 旧価格 | 新価格 |
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1.3GHz | $120 | $89 (-25%) | 1.2GHz | $89 | $69 (-22%) | 1.1GHz | $69 | $59 (-14%) |
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