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16,000 Opteron搭載スーパーコンピュータ エネルギー省Sandia国立研究所とCrayは、約9,000万ドルのスーパーコンピュータを導入すると発表した。このスーパーコンピュータは"Red Storm"という名称で、16,000個のAMD Opteronプロセッサを搭載する。"Red Storm"は核兵器や核爆発などの核物理シミュレーションを行うもので、2004年より稼動する予定であるという。 Sandiaでは、既に製品化されSPECパフォーマンスも公開されているItanium 2ではなくAMD Opteronを採用したことについて、OpteronがHyperTransportテクノロジを基に低レイテンシ、広帯域幅でメッシュ構造のネットワークを構築可能であるなど、技術的に優れているためだとしている。ちなみにAMDはOpteron 2GHzのパフォーマンスについて、SPECint、SPECfpとも1200前後と非常に高い性能になる見込みとしていた。なお"Red Storm"の処理能力は40teraOPS、1秒あたり40兆回の演算が可能になると伝えられている。 | ||