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Pentium 4 800MHz FSBを導入, PrescottはQ4へ
IntelはSpringdaleチップセット以降でのサポートを予定していた667MHz FSBをキャンセルし、800MHz FSBを導入する計画であると言われているようだ。このため667MHz FSB版のNorthwoodと、これをサポートするSpringdaleはキャンセルされ、800MHz FSB版Northwoodのほか、Springdaleでは新たにP、PE、Gの3種類が計画されているという。これらはDDR400をサポートすると見られ、AGP 8xをサポート、ICH5が組み合わせられる見込み。これらのうち、Springdale-Pはエントリーレベルの製品で533MHz FSBまでのサポート、PEは800MHz FSBをサポートするもので、Gはさらに統合グラフィックスが追加されるものと言われている。
またIntelではCanterwoodチップセットでも800MHz FSBやDDR400をサポートすると言われているようだ。これはハイエンドデスクトップおよびワークステーション向けと見られている製品で、800/533MHz FSB、デュアルチャネルDDR400 ECC、AGP 8xをサポートするという。I/OコントローラはICH5で、Serial ATAも利用可能とされる。
一方、90nmプロセス製造となり2003年下半期中の投入とされていたPrescottプロセッサは、Q4中以降の登場になる見込みのようだ。このためPrescottが夏ごろに登場する可能性は無くなり、製品が流通するのは年末ごろになりそうだ。このほか、Intelでは2003年Q2に、既存グレードのHyper-Threading対応製品を投入すると言われている。2.4GHz、2.6GHz、2.8GHzと3GHz、3.2GHzの製品が用意されると見られている。
また、Pentium 4の次回のプライスカットは2月23日になるようだ。価格は以下のように推移すると見られ、HT対応の有無、800MHz FSBへの対応の有無により、$15ほどの価格差が設けられると見られている。
Pentium 4/[FSB] [HT] | 現行価格 | 2月23日 | Q2 |
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3.2GHz/800 HT | - | - | $637 | 3GHz/800 HT | - | - | $417 | 3.06GHz/533 HT | $637 | $589 | $401 | 2.8GHz/HT | - | - | $278 | 2.8GHz/533 | $401 | $375 | $260 | 2.6GHz/HT | - | - | $218 | 2.66GHz/533 | $305 | $241 | - | 2.53GHz/533 | $243 | $193 | $193 | 2.4GHz/HT | - | - | $178 | 2.4GHz/533 | $193 | $163 | $163 |
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