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SiS Xabre600を投入
SiSは現行製品の高クロック版となるGPU、Xabre600を投入すると発表した。Xabre600は基本的にはXabre400の高クロック版となるが、チップ自体の製造プロセスが0.15μから0.13μへと微細化されている。コア・メモリクロックはともに300MHzで、フィルレートは1,200MPixels/sec、メモリ帯域幅は9.6GB/secとなる。SiSではXabre600をRadeon 9000 Pro、GeForce4 Ti 4200の対抗という位置付けとしているようだ。
The Tech Reportによればリファレンスカードの動作クロックはコア・メモリともに315MHzとなっていたようで、最終的に投入される製品でも動作クロックは300MHz以上に設定されると見られる。また、コア340MHz、メモリ330MHzまでのオーバークロック動作が可能であったようだ。パフォーマンスについては、高クロック化による性能向上があるものの、Xabre400と同様アンチエイリアス利用時のスコア低下が大きいとされる。以下はベンチマークスコアの一部。テストはPentium 4 2.26GHz、SY-P4X400 (P4X400)環境で実施されている。
| Xabre600 | GeForce4 Ti 4200 | Radeon 9000 Pro |
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Comanche 4 1024x768x32 | 27.80 | 42.77 | 36.54 |
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3DMark2001 SE Game1 Low 640x480x32 | 168.9 | 167.0 | 132.6 |
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3DMark2001 SE Game1 Low 640x480x32 4xAA | 69.7 | 146.4 | 90.7 |
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3DMark2001 SE Advanced Pixel Shader 1024x768x32 | 19.9 | 81.1 | 89.4 |
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