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Prescott 13の新命令が追加
Intelは次期Pentium 4、Prescottプロセッサについて、13の新命令を追加することを明らかにした。Prescottでは新たに、浮動小数点から整数型への変換にFISTTP、複合演算命令にはADDSUBPD、ADDSUBPS、MOVDDUP、MOVSHDUP、MOVSLDUP、またビデオエンコード用にLDDQU、配列構造を用いたSIMD FP命令にHADDPD、HSUBPD、HADDPSとHSUBPS、スレッドの同期化用命令としてMONITORとMWAITが加えられると言われている。
Prescottについてはこのほか、プリフェッチアルゴリズムの改善などのマイクロアーキテクチャの強化、Hyper-Threadingテクノロジの強化、1MB L2キャッシュの搭載、800MHz FSBへの対応が挙げられている。また、ディスクやソフトウェアを外部アクセスから保護するLaGrandeもサポートする。チップは300mmウェハーを用い90nmプロセスで製造され、low-k物質を用いた7層メタル、Strained Siliconが採用される。Prescottは、最高で5GHz前後の製品が登場する見込みだ。
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