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Intel 2004年にデスクトップへPCI Expressを導入
Intelは2004年中に、デスクトップPCへのPCI Expressの導入を進めるとしているようだ。Intelでは今後、PCIを置き換えるものとしてPCI Express x1 (帯域幅は片方向250MB/sec)、AGPを置き換えるx16 (片方向4GB/sec)の、2種類のPCI Expressスロットを搭載していくとされている。また、チップセット間の接続にもPCI Expressを採用する方針であるようだ。
グラフィックス用インターフェースは今後、まずグラフィックスカードにAGP-PCI Expressブリッジを搭載し、最終的にはPCI Expressのネイティブサポートへ移行すると見られる。ATiでは既にAGP-PCI Expressブリッジを搭載したRadeon 9700カードを披露しており、すぐにもPCI Expressへの移行が可能であることを示している。AGPからPCI Expressへの移行は、帯域幅のほかに電力供給においても利点がある。現行のAGP仕様では電力供給は20Wから40Wだが、グラフィックス向けPCI Expressではおよそ60Wの電力供給が可能となる見込みだ。
このほか、PCI Expressバスに接続するインターフェースとして、新たにNewcardが登場している。NewcardはPC Cardの仕様を置き換えるものとされ、デスクトップPC向けにデザインされているという。Newcardコントローラは、主にPCI Express x1で接続される見込み。
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