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Intel Centrinoを発表
IntelはCentrinoモバイルテクノロジを正式に発表した。CentrinoはPentium Mプロセッサ、855チップセットファミリー、PRO/Wireless 2100ワイヤレスネットワーク機能で構成される。
Pentium Mプロセッサは1.30GHzから1.60GHzの製品と、低電圧版の1.10GHz、超低電圧版の900MHzが投入された。チップは0.13μプロセスにより製造、7,700万トランジスタで構成され、μOps Fusion、アドバンスド分岐予測、専用スタックマネージャを含む新しいマイクロアーキテクチャを採用する。また、低電圧駆動の省電力400MHz FSB、1MBの省電力L2キャッシュを実装、Enhanced SpeedStepをサポートし、バッテリ最適化モードでは全製品とも600MHz動作となる。このほか、32KB命令/32KBデータL1キャッシュを実装、SSE2拡張命令をサポートし、478-pin μFCPGAと479-ball μFCBGAパッケージが用意される。
855チップセットファミリーは、AGP 4xをサポートする855PMと、Intel Extreme Graphics 2を内蔵する855GMが投入されている。これらの製品はEnhanced SpeedStep、Deeper Sleepモードをサポートし、アイドル時にはバッファの電力供給を停止する。両製品とも、最大2GBのDDR266メモリをサポートするほか、ICH4-MによりUSB 2.0がサポートされる。855GMの内蔵グラフィックスは100MHz/133MHz/200MHzで動作、CRT/LVDS/DVO出力を備え、アイドル時には内部クロック供給を停止する。
855PMと、802.11bをサポートするPRO/Wireless 2100を含むPentium Mの1,000個ロット時の価格は以下のとおり。なお、1,000個ロット時における855PMの価格は\4,530、855GMは\5,140、PRO/Wireless 2100は\5,630とされる。
| | 価格 | 電圧
最大時/バッテリ最適化モード時 | 平均消費電力
バッテリ最適化モード | TDP |
|---|
| 1.60GHz | $720 | 1.48V / 0.96V | <1W | 24.5W | | 1.50GHz | $506 | 1.48V / 0.96V | <1W | 24.5W | | 1.40GHz | $377 | 1.48V / 0.96V | <1W | 24.5W | | 1.30GHz | $292 | 1.39V / 0.96V | <1W | 22W | | 1.10GHz LV | $345 | 1.18V / 0.96V | <1W | 12W | | 900MHz ULV | $324 | 1.00V / 0.84V | <0.5W | 7W |
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