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NVIDIA NV35ベンチマークを密かに実施？
NVIDIAはCeBIT期間中、一部にNV35の動作サンプルを公開したようだ。公開されたNV35はまだ試作段階で動作クロックが落とされていたようだが、Quake III Arenaによるテストでは同クロックにしたGeFroce FX 5800 Ultraを大きく上回るパフォーマンスを示していたという。
NV35はNV30に幾つかの最適化を施した後継製品と見られるもの。チップは1億3,000万トランジスタほどで構成され0.13μプロセスで製造、メモリインターフェースが256-bit化されるだろうと言われている。コアクロックはNV30と同じく500MHz、メモリは500MHz DDR (1GHzデータレート)になる見込みのようだ。
公開されたNV35は250MHz動作であったようで、ベンチマークでは同じくコアクロックを250MHzとしたNV30と比較していたという。両システムはWindows XP SP1にDetonator 42.74環境とされ、Quake III Arena demo001が1600x1200、4xアンチエイリアス、8x異方性フィルタリング設定で実行されたようだ。スコアはNV30の48FPSに対し、NV35がその2.3倍の110FPSという結果とされており、256-bitメモリバスやおそらくは他の改良も含め、非常に有効なものと考えられる。なお、コアクロックが250MHzであったことに関し、これが不具合のためか、公開用に抑えただけかは不明。製品はQ2中に発表されると見られている。
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