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GeForce FX 5900 Ultraベンチマーク
GeForce FX 5900 Ultraによるものとされる3DMark03のベンチマークスコアが現れた。これによると、既存のドライバによるFX 5900 UltraのスコアはDetonator 43.51ドライバによるFX 5800 Ultraと比べ10%の上昇に留まるものの、今後リリースされると見られているDetonator 50.xxドライバの使用により、さらに約12%のスコア向上が見られるという。ただし、FX 5800 Ultraのスコアは43.51ドライバを使用したもののため、FX 5900 Ultraとは直接比較できない可能性もあると言われている。43.51では精度を落としてスループットを向上させている可能性が指摘されている。事実とすれば、このような最適化が施されていないと見られるFX 5900 Ultraとの実際のFP演算性能の差はさらに大きいものと考えられそうだ。なお、同環境下によるRadeon 9800 Proのスコアは5496、これに対し50.xxドライバによるFX 5900 Ultraは21%上回る、6678という結果とされている。
GeForce FX 5900シリーズは14日ごろに発表される見込み。NV35コアに関しては今のところ、256-bitバスを採用、Pixel Shaderの実数演算を2倍に高速化、Intellisample HTC、CineFX 2.0を備えるものと伝えられている。このうちCineFX 2.0は、従来のCineFXに加えて、シャドウボリューム生成の高速化が可能になると見られるUltraShadow Technologyを導入したものと見られているようだ。FX 5900 Ultraについてはさらに、コア/メモリクロックが450MHz/425MHz DDRとなり、256MBのメモリを持つと言われている。なお、x86-secretではGeForce FX 5900 Ultraとされる写真を掲載している。カードは大きめの冷却システムを備えるが、FX-FlowのようにPCIを占有するものでは無い。
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