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新GeForce FX 5600 Ultraのレビューが登場
新ステップチップとなったGeForce FX 5600 Ultraのレビューが現れている。新たなGeForce FX 5600 UltraチップではNV30など上位製品と同様のフリップチップパッケージを採用し、ヒートスプレッダが装着される。またコア/メモリクロックがそれぞれ50MHz引き上げられ、400MHz/400MHz DDRとなっている。
HardOCPの実施したベンチマークによれば、新GeForce FX 5600 Ultraは動作クロックの向上により、Unreal Tournament 2003やCode CreaturesでRadeon 9600 Proを上回るか同等のスコアになっているようだ。DirectX 8世代のPixel Shader及びVertex Shaderを使用するCode Creaturesにおいては、新FX 5600 Ultraと9600 Proのスコアは、解像度にかかわらず1ポイント差以内であったとされる。
しかしながら、Pixel Shaderを多用するSplinter Cellテストでは、1024x768、1280x1024、1600x1200のいずれの解像度でも9600 Proに20%以上引き離されているほか、3DMark03のシェーダテストやDX9 Pixel Shader 2.0ベンチマークのShaderMark v1.7においても、全体的に9600 Proを下回る結果であったという。このため新版のFX 5600 Ultraは、動作クロックの向上により多くのソフトにおいて高いパフォーマンスを発揮すると見られるが、将来登場すると思われるPixel Shader 2.0を多用した製品では、未だRadeon 9600 Proが有利になると考えられそうだ。
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