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IBM, Infineon MRAMの製品化に前進
IBMとInfineonは、MRAMをロジックベースに統合する技術を開発したと発表した。両社は0.18μのロジックプロセスで128KbのMRAMコアを製造、セルサイズ1.4平方ミクロンのMRAMメモリへの組み込みが可能になったという。Infineonでは2005年にも製造準備を整えるとしており、早ければ2005年中には一部で登場するともされている。MRAMは磁気を利用して記憶し、電源を切っても内容が消えない不揮発性メモリ。不揮発性でしかも読み書きが高速なため、IBMでは、家電製品のように素早く電源を入れたり切ったり出来るコンピュータが実現可能としている。また、MRAMではDRAMのようにリフレッシュ動作が必要ないため、携帯機器などのバッテリー駆動時間を伸ばすことができる。
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