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MSI 865製品でM(P)ATサポート
MSIは、865PEと865Gを使用したNeo2シリーズのマザーボードにおいて、メモリ性能を高め帯域幅を最大10%向上することが可能となるMemory Acceleration Technology (MAT) をサポートすると発表している。MATは、BIOSのPerformance Mode項目中に追加されたTurbo、またはUltra-Turboを選択することで有効となる。MSIによれば、800MHz FSBのPentium 4 3GHz使用時にSlowモードからUltra-Turboモードにすることで、メモリ帯域幅を10%ほど向上できるという。同様の効果が得られる機能は他のメーカーもサポートしており、ASUSではP4P800シリーズで、HyperPathという名称で実装している。
一方、Intelはマザーメーカーなどに対し、865シリーズベースの製品でPATのサポートを謳わないよう求めていると伝えられている。865PEマザーにおいてPATや同等の機能をサポートした場合875PとはECC対応といった機能差のみとなるため、875Pの販売に悪影響を与えることになるとされる。PATやMAT、HyperPAThなどはともに、メモリアクセス時のノースブリッジの処理を一部単純化、タイミングの最適化などによりメモリパフォーマンスを向上させるもの。
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