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Pentium 4 3.20GHzリリース

  Intelは動作クロックを向上させたPentium 4 3.20GHzをリリースした。Northwoodコアのクロックが引き上げられるのは昨年11月に投入されたPentium 4 3.06GHz以来となる。また、今後はPrescottコアベースの製品が年内に投入される見込みで、3.20GHzチップはPentium 4、Northwoodコアの最後の製品になると見られている。Pentium 4 3.20GHzは800MHz FSB、Hyper-Threadingに対応、512KB L2キャッシュを持ち0.13μプロセスで製造される。1,000個ロット時の価格は$637。

  Tech Reportが実施したベンチマークによれば、Pentium 4 3.20GHzは800MHz FSBとHyper-Threadingの効果もあり、Quake III Arena、Comanche 4やUT2003、SPECviewperf 7.1といったグラフィックステストのほとんどでAthlon XP 3200+を8から21%上回るスコアとなっているようだ。また、SSE2の有効なビデオエンコードでも3200+を引き離している。ただし、Content Creation Winstone 2002ではHTのオーバーヘッドが大きく影響しているほか、Business Winstone 2002においてはBartonコアが高スコアを出しておりP4 3.20GHzはBarton 2500+とほぼ同等の結果となったようだ。P4 3GHzに対しては、クロック上昇分がほぼそのままスコアに反映されている。テストはD87PBZ (875P)またはA7N8X (nForce2)、2xDDR400環境下で行われている。以下はスコアの一部。

 Pentium 4 3.20GHzPentium 4 3GHzAthlon XP 3200+
Winstone 2002
Business performance
36.535.638.6
Winstone 2002
Content Creation
48.446.249.7
DivX/Xmpeg
Video encoding
185sec194sec251sec



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