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ATi RADEON 9100 IGPリリース
ATiはDirectX 8.1クラスのグラフィックスコアを内蔵するPentium 4用統合型チップセット、RADEON 9100 IGP/RS300とMobility RADEON 9100 IGP/RS300Mを発表した。両製品は統合型チップセットとしては初めてプログラマブルPixel Shaderをサポートし、バリューからメインストリームまでのデスクトップ及びノートPCにも高いグラフィックス性能を提供するという。ATiではこれらのグラフィックス性能について、競合製品と比べ最大6倍にもなるとしている。
RADEON 9100 IGPファミリーは、Pentium 4、Celeron、Pentium 4-MとPentium Mプロセッサをサポートする。また両製品はともにHyper-Threading、デュアルチャネルDDR400メモリをサポートするが、FSBのサポートは533MHzまでとなる。このほか、AGP 8xをサポート、IXPサウスブリッジチップと帯域幅266MB/secのA-Linkで接続し、3Com製10/100イーサネット、5.1チャネルオーディオ、最大6ポートのUSB 2.0をサポートする。
統合グラフィックスはDirectX 8.1、Pixel Shader 1.4に対応、16MBから128MBのメモリをフレームバッファとして使用する。3DコアはHyperZを実装、16x異方性フィルタリング及び4x FSAAをサポート、Pixel Shaderを利用してノイズを軽減するFULLSTREAM、DVD再生を支援するMCとiDCT機能を備える。また、デュアルCRTコントローラを内蔵しデュアルディスプレイ構成に対応、外部グラフィックスカードを合わせて使用することで最大3ディスプレイ構成が可能なSURROUNDVIEWをサポートする。このほか、TV-outに対応、Mobility RADEON 9100 IGPは省電力機能のPOWERPLAYをサポートする。チップの出荷は8月ごろとなるようだ。
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