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Athlon 64 4300+ 2004年Q3に登場
AMDのデスクトップAthlon 64ロードマップが伝えられている。これによると、Athlon 64 1.8GHz/3100+と2.0GHz/3400+は8月までにサンプルが出荷され、9月に量産出荷が開始されるという。その後、2004年Q1には3700+が予定され、Q2の投入とされる4000+以降は90nmプロセス製造によるSan Diegoコアになるとされる。San Diegoは2004年Q3に4300+が登場するようだ。
0.13μプロセス製造のAthlon 64については、動作クロックが1.8GHzから2.4GHz、コア電圧は1.40-1.55Vとされ、最大電流60A、最大熱電力は89Wになり、ケース温度66度以内、ヒートシンクの熱抵抗値は0.28度/Wが要求される。年内に投入されるデスクトップ及びモバイルAthlon 64に関しては、コア電圧が1.50Vとされている。また、デスクトップAthlon 64は3 DIMMスロットをサポート、DDR400も2枚まで利用できる。
バリュー向けに位置付けられるAthlon 64 Parisプロセッサは、Q4から2004年Q1にリリースされる。Parisは256KB L2キャッシュを実装し、3100+と3400+が登場する。2004年Q2以降には90nmプロセス製造となるVictoriaコアへと移行し、3700+と4000+も投入されるようだ。
| Q3 2003 | Q4 | Q1 2004 | Q2 | Q3 |
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Athlon 64 1MB L2 cache | 3400+, 3100+ ClawHammer 1.8GHz, 2.0GHz | - | 3700+ 2.2GHz | 4000+ San Diego 2.4GHz | 4300+ 2.6GHz |
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Athlon 64 256KB L2 cache | - | 3400+, 3100+ Paris | - | 3700+, 3400+, 3100+ Victoria | 4000+ |
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