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IBM Power5 - Power4より4倍高速に
IBMは、次世代のPower5プロセッサを搭載したサーバーを研究所内で立ち上げ、作動させたと発表した。また、パフォーマンステストによれば、Power5システムは初期のPower4システムに比べ4倍高速になるという。IBMではPower5を搭載するeServer pSeries及びiSeriesと、TotalStorageエンタープライズストレージサーバーを2004年に出荷する予定。eServer pSeriesではAIXまたはLinux OSを搭載するとされる。
Power5は、チップに複数のプロセッサコアを内蔵する、チップマルチプロセッシングを採用。Power5では4プロセッサコアを内蔵するほか、XeonやPentium 4と同様のマルチスレッディング技術を搭載する。チップは0.13μ SOIプロセスで製造され、大容量のL2及びL3キャッシュを内蔵する。動作クロックは1.5GHz以上になる見込み。
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