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Intel 新Itanium 2, Xeon MPリリース
Intelは、ハイエンドのエンタープライズコンピューティング向け製品群を強化するItanium 2及びXeon MPプロセッサの新版を投入すると発表した。投入されたのはMadisonコアベースとなる64-bit Itanium 2と、既存のGallatinコアをベースとしたXeon MPの新版。Itanium 2には動作クロック1.5GHz/6MB L3キャッシュ搭載版、1.4GHz/4MB L3、1.3GHz/3MB L3の3製品が用意され、1,000個ロット時の価格はそれぞれ$4,226、$2,247、$1,338に設定されている。Xeon MPは2.80GHz/2MB L3、2.50GHz/1MB L3、2.0GHz/1MB L3があり、1,000個ロット時の価格はそれぞれ$3,692、$1,980、$1,177となる。Itanium 2搭載サーバーはDell、HP、IBMなどから投入される。
Intelによれば、Madisonは現行のMcKinleyに対し30-50%性能を向上させているほか、McKinley及び将来予定されているMadison 9MとMontecitoとのシステム互換性も保持するという。Itanium 2は今後、低電圧及び低価格なDeerfield、L3キャッシュを増量させたMadison 9M、デュアルコアチップとするMontecitoが予定され、その後はマルチコアチップを採用したTanglewoodが2006年に投入されると見られている。一方、Xeon MP 2.80GHzについては、既存のXeon MPに対して最大10%かそれ以上の性能向上があるとされる。次期Xeon MPは、2004年初めごろに4MB L3版、下半期にはPotomacが予定されている。
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