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IBM PowerPC 750GXスペックを公表
IBMは32-bit G3系PowerPCの最新版となるPowerPC 750GXの詳細を明らかにした。750GX/GobiはApple iBookに採用されている750FX/Saharaの後継にあたる。750GXでは、L2キャッシュが750FXの倍の1MB搭載され、また750FXで900MHzまでだった動作クロックは最高1.1GHzに達した。このほか、L2キャッシュの4-way set associative化や、L1-L2間及びL2-バスインターフェース間へのキャッシュラインミスバッファの追加といった改良が施されている。
750GXは0.13μプロセス、SOIを用いて製造され、ダイサイズは51.9sqmm、コア電圧は1.45Vで1GHz動作時の消費電力は8W未満になるとされる。750FXとはピン互換でFSBも最高200MHzのサポート、チップは7月よりサンプリングが開始され12月までに量産へ移行するという。なお、750GXの後継とされるMojaveでは、G4などが搭載するAltiVec SIMDユニットを搭載するのではないかと見られている。
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