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XGI DirectX 9対応デュアルチップグラフィックス製品を発表
XGIは、ハイエンドからメインストリームをターゲットとするDirectX 9対応デスクトップグラフィックス製品群とDirectX 8.1対応のモバイルグラフィックス製品群、Volariシリーズを投入すると発表した。デスクトップ製品にはハイエンド向けのVolari V8、メインストリーム向けのVolari V5ファミリーそれぞれに上位版となるVolari V8 UltraとVolari V5 Ultraが用意され、さらにVolari V8 Ultra及びVolari V5 Ultraのデュアルプロセッサ版となるVolari Duoファミリーが発表されている。Volari Duoでは処理を各GPU間で分担させる、帯域幅2.13GB/secのBitFluentプロトコルをブリッジに使用し、DirectX 9グラフィックスカードでは初めてのデュアルGPUを実現しているという。
Volari V8とVolari V5ファミリーはともに、Vertex Shader及びPixel Shader v2.0、DDR及びDDR2メモリをサポートし、チップあたり最大256MBに対応、128-bitメモリインターフェースを持つ。また、メモリ圧縮技術としてBroadBahnメモリアーキテクチャを実装、映画並のクオリティを実現する各機能として、インターレース除去技術のCipherビデオプロセッサ、彩度やガンマ値を自動で最適化するColorAmpエンジンなどを搭載するほか、デュアルデジタル出力にも対応する。Volari V8とVolari V5ファミリーの違いはパイプライン数とPixel Shaderユニットの数とされ、Volari V8ファミリーが8パイプライン、4 Pixel Shaderユニット、Volari V5ファミリーがそれぞれ半分となる4パイプラインに2 Pixel Shaderユニットとなる。
モバイル向け製品群として発表されたVolari XP5ファミリーには、ディスクリート型のXP5ほか、32MBまたは64MBのメモリを搭載するマルチチップモジュール (MCM) のXP5m32及びXP5m64が用意されている。これらはPixel Shader 1.3などDirectX 8.1に対応、128-bit DDRメモリインターフェース、2パイプライン構成でVertex Shader、Pixel Shaderユニットがそれぞれ1基とされている。またTFT、CRT、DVI及びTV-outの4ディスプレイ出力をサポートするという。XP5チップは2,500万トランジスタにより構成、0.13μプロセスで製造される。
| | Volari Duo
V8 Ultra / V5 Ultra | Volari V8
V8 Ultra / V8 | Volari V5
V5 Ultra / V5 | Volari XP5 |
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| GPU | Duo GPU | 1 | 1 | 1 |
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| コアクロック | 350MHz | 350MHz/300MHz | 350MHz/300MHz | 250MHz |
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| DDR2動作クロック | 500MHz | 500MHz/450MHz | 500MHz/450MHz | - |
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| DDR動作クロック | 375MHz+ | 375MHz+/325MHz | 375MHz+/325MHz | 250MHz |
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| 最大メモリ容量 | 512MB | 256MB | 256MB | 128MB |
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| パイプライン数 | 16/8 | 8 | 4 | 2 |
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| Vertex Shdaerユニット | 4 | 2 | 2 | 1 |
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| Pixel Shaderユニット | 8/4 | 4 | 2 | 1 |
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| シェーダバージョン | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 1.3 |
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