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Athlon 64 FX, P4EEベンチマーク
x86-Secretは今週中に発表が予定されているAMD Athlon 64 FX、Athlon 64と、Intelから発表されたPentium 4 Extreme Editionのテストを実施、ベンチマーク結果を幾つか掲載している。これによると、PCMark2002やSandra MAXによるプロセッサのピーク性能は、2GHzのAthlon 64 3200+とOpteron 246、P4EE 3.20GHzとPentium 4 3.20C-GHzがそれぞれほぼ同じ結果、PCMark 2002のメモリパフォーマンスでは、P4EEが2MB L3キャッシュの効果からP4 3.20C-GHzよりも40%高いスコア、Athlon 64 FX-51 (2.2GHz) とOpteron 246がデュアルチャネルメモリの効果により、Athlon 64 3200+に対して約17%上回るスコアとなっているようだ。Quake 3やUT 2003といった3D系のベンチマークでは、P4EE 3.20GHzがP4 3.20C-GHzに対して最高13%ほど、Athlon 64 FX-51がOpteron 246に対してクロック向上分のスコア上昇が見られる。
新たに2MBのL3キャッシュが追加されたPentium 4 Extreme Editionは、現行の875P及び865ベースのマザーボードで、BIOSの更新無しに利用できるようだ。P4C800上でのテストでは、M-0ステッピングのNorthwoodとして、2MB L3も正常に認識しているという。ただし、コア電圧が1.55V以上と消費電力は高そうで、110Wは超えているのではと言われている。
Athlon 64 FX-51は、サポートするHypertransportが1個に制限されるほかはOpteron 100シリーズと同等で、CPUIDも0F58h。Athlon 64 FXではデュアルチャネルDDR400が利用できるが、Registered ECCメモリが必要になる。一方、Athlon 64のCPUIDは0F48hで、シングルチャネルDDR400が利用でき、1MB L2を実装、コア電圧は1.50Vとなっている。
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