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SiS チップセットロードマップ
SiSは、PCI Express拡張スロットなどをサポートする次期サウスブリッジ、SiS965を2004年3月に、その後継となるSiS966を8月に投入する計画のようだ。SiS965は、4チャネルのSerial ATA及びSATA RAID、2 PCI Express x1、ギガビットイーサネットなどをサポートするという。後継のSiS966では、ノースブリッジとの接続帯域幅を増強するMuTIOL 2Gを備え、PCI Express x1を4スロットに増加、またIntelが次世代オーディオコーデック技術としているAzaliaにも対応すると見られている。
Pentium 4用ノースブリッジは今後、SiS655FXの改良版にあたるSiS655TXが投入され、以降にDDR2及びPCI Express x16対応製品が登場することになるようだ。SiS655TXはHyperStreamingエンジン (HSE) の改良版、Advanced HSE (AHSE) をサポート、低レイテンシ化や複数ストリームの同時実行、フローコントロールに加え、IntelのPATと同様プロセッサとノースブリッジ、メモリ間の転送速度を高速化する。PCI Express x16に対応したSiS656は2004年3月、そのグラフィックス統合版となるSiS662は6月の登場とされ、ともにデュアルチャネルDDR2-667及びDDR400をサポートすると見られる。さらに、2004年Q4にはDDR2-800メモリをサポートするSiS656FXが計画されているようだ。
一方、Athlon 64用製品は、SiS756が3月、グラフィックス統合版のSiS761が6月登場とされている。これらはPCI Express x16をサポートするほか、HyperTransportリンクを最高2,000MT/secへと強化するという。また、SiS756はSocket754/939に対応するようだ。
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