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次期Centrino Sonoma 533MHz FSB対応に

  Intelから次世代Centrinoプラットフォームとして発表されているSonomaは、どうやらこれまでの予想よりも若干遅い登場になると伝えられているようだ。Sonomaモバイルプラットフォームは、Dothanプロセッサ、AlvisoチップセットとCalexico 2 Fi-Wiアダプターから構成され、2004年下半期の登場とされているもの。Dothanは2004年Q1に予定されており、SonomaはAlvisoの登場に合わせて発表されると見られている。

  Alvisoチップセットに関してはこれまでに、DDR2メモリやPCI Expressに対応し、次世代版グラフィックスコアを統合すると言われていた。Intelではこれらに533MHz FSBサポートを追加、これに伴い登場がQ4になる見通しだという。AlvisoはこのほかDPSTなどの省電力機能を備え、ICH6-Mとの組み合わせによりSerial ATAやギガビットイーサネット、ExpressCard、Azaliaをサポートする。

  一方Dothanプロセッサについては、どうやらQ3中に2GHzチップが投入されると見られているようだ。Dothanは90nmプロセスで製造され2MB L2キャッシュを実装、2004年Q1に1.80GHzから1.60GHz、Q2には1.90GHzの投入が予定されている。IntelではDothanが2GHzに到達した後に、533MHz FSB対応製品群をリリースする計画と見られる。なお、Dothanにも低電圧版と超低電圧版が用意され、こちらはQ1中に1.30GHz LVと1GHz ULV、Q2には1.40GHz LVと1.10GHz ULVが予定されているほか、Q4には533MHz FSB版の低電圧版製品も投入されると考えられているようだ。
Source: The Register
November 14, 2003



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