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XServe G5 90nmプロセスチップを搭載
Apple Computerが発表したXServe G5は、どうやら90nmプロセス技術で製造されたPowerPC G5チップを搭載する最初の製品となるようだ。XServe G5はシングル又はデュアル構成の2GHz PowerPC G5を搭載し、製品は2月から販売される予定。プロセッサはSOIを用いた90nmプロセスで製造されるものと記されており、IBMの90nmプロセス製造は概ね順調であると考えられる。Appleでは2004年中に動作クロック3GHzの製品を出荷すると語っているため、今後は90nmチップを搭載して高クロック化したPowerMac G5が投入されると見られるほか、G5版PowerBookの登場も近いと考えられそうだ。
XServer G5は、プロセッサごとに1GHz動作で帯域幅8GB/secのFSBを備え、最大8GBのECC付きDDR400、デュアルチャネルメモリアクセスをサポートする。また、デュアルギガビットイーサネットや3 Serial ATA、133MHz PCI-Xのほか、Firewire 800などを備えている。なお、Appleではデュアル2GHz XServe G5の倍精度FP演算処理性能がデュアルOpteron 2GHzサーバー (IBM eServer x325) と比べおよそ50%高いとするベンチマークなどを掲載しているが、これについては早速、公正なスコアなのかといった疑問が投げ掛けられている。
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