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4MB L3版Xeon MP 2月末に登場へ

  Intelは、L3キャッシュを4MBに強化したXeon MPプロセッサなど3製品を、2月29日に投入する計画のようだ。投入されるのは、4MB L3版のXeon MP 3GHzと、2MB L3版のXeon MP 2.7GHz及び2.2GHz。価格はそれぞれ、$3,700、$2,000、$1,180前後になると見られている。

  Intelはまた、2月15日にデュアルプロセッサ対応Xeonを強化する予定。15日には2MB L3搭載のXeon 3.20GHzが$1,050ほどで投入されると見られているほか、1MB L3を搭載する2.80GHzと2.40GHzチップが、それぞれ$455と$316でリリースされるという。これらは既存の130nmコアベースで、533MHz FSBへの対応となる。その後、Q2になるとNoconaベースのXeonが投入される見通しで、3.40GHzが$695、3.20GHzが$450、3GHzが$315、2.80GHzは$200前後で登場すると言われている。なお、Noconaの後継製品となるJayhawkは、2005年Q2リリースへと後退している。

  このほか、Intelはブレード向けの低電圧版Pentium Mプロセッサの提供も若干遅らせるようで、E7501システム向けへのDothan 1.40GHzの投入はQ3になる見通しのようだ。同時期には低電圧版Xeon 2.80GHzも投入される。

  一方、現行Itaniumのキャッシュ強化版となるMadison 9MはQ3からQ4中のリリース、デュアルプロセッサ向けや低電圧版製品となるFanwoodについては、400MHz FSB版の投入がQ4になりそうだという。同様に、その後予定されていた533MHz版Fanwoodについても、2005年Q1のリリースへと後退しているようだ。
Source: The Inquirer
Janury 30, 2004


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