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SiS 外部グラフィックスはPCIEのみの対応へ
SiSのチップセットロードマップ。これによると、SiSはIntel同様にPCI Express x16インターフェースへの置き換えを進め、今後のパフォーマンス向け製品ではAGP 8xをサポートしない方針であるようだ。PCI Express x16とAGP 8xを同時にサポートする製品は、VIAからのみの提供になるという。 PCI Express x16をサポートする最初の製品はPentium 4用のSiS656となる見通し。SiS656ではデュアルチャネル構成のDDR2メモリをサポートし、その後継とされるSiS656FXではDDR2-800のサポートが予定されている。また、SiSはRDRAM対応チップセットも継続していくようで、Q3にはPCI Express x16対応のR659FX、2005年Q1にはPC1600 RDRAMのサポートを追加したR659TXを計画しているようだ。 Athlon 64及びOpteron用製品では、近いうちに1GHz HyperTransportに対応したSiS755FXが登場すると見られている。PCI Express x16対応となるのは5月に予定されているSiS756からで、またこの製品だけがノースブリッジにPCI Express x4インターフェースを備えるという。 一方、PCI Express x1対応のサウスブリッジは3月ごろにリリースされる見通し。次期製品のSiS965はPCI Express x1を2ポート、Serial ATAを4チャネル備え、ギガビットイーサネットMACも備えると見られている。SiSではその後、Q3以降に後継となるSiS966を計画しているようで、PCI Express x1が4ポートに増やされるほか、MuTIOLが強化されHigh Definition Audioにも対応するものとなるようだ。
Source: AnandTech
February 6, 2004 |