Intel 7GHzで動作可能な64-bit ALU

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  IntelはISSCC 2004において、32-bit及び64-bit演算が可能な整数演算ユニット (ALU) を発表した。このALUは90nmプロセスで製造されたもので、上位と下位それぞれに32-bit ALUを実装、下位ALUの桁上げを最終的に合算することにより64-bit演算をサポートするという。

  このALUは与える電圧によって動作クロックを向上でき、2.1Vとすることで64-bit演算処理を7GHzで、32-bit演算は1.6V強の電圧をかけることで9GHzでの動作が可能であったようだ。また、既存のALUと比較した場合、今回のシングルサイクルALUでは性能を20%向上し、消費電力を56%削減できたと言われている。64-bit拡張との関連は今のところ不明だが、32-bitと64-bitコードの両方を扱えることから、この新ALUは将来の64-bit拡張版プロセッサに搭載される可能性もありそうだ。

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