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Intel Itaniumを引き続き強化

  Intelは、2003年におけるItanium 2の販売が好調であったとし、今後も引き続きItaniumファミリーを強化する方針を明らかにした。Intelは今後2004年中に、L3キャッシュを9MBに増加し1.7GHzで動作するMadison 9Mを投入するほか、1.6GHzと1.4GHz動作で3MB L3を搭載するデュアルプロセッサ (DP) 対応Itanium 2、Fanwoodを投入するという。Fanwoodには1.2GHz動作の低電圧版製品も用意される。

  2005年には、最初のデュアルコア版Itanium 2となるMontecitoが投入される予定。このプロセッサは24MB L3を実装、"Pellston"と呼ばれるキャッシュの信頼性を向上する技術や"Foxton"と呼ばれるワークロード性能を改善する技術を搭載し、第3世代のItanium用チップセットである"Bayshore"によってサポートされるという。Bayshoreではより高速なFSB、PCI ExpressやDDR2メモリが利用可能となる。

  Intelはまた、MontecitoのDP版とLV版にあたるMillingtonを2005年中に、さらにその後継でマルチコア構成となる"Dimona"を計画していることを明らかにした。DimonaはTukwilaのDP版及びLV版にあたる。

  このほかに、Intelは2MB L3キャッシュを搭載したXeon 3.20GHzをリリースすると発表している。この製品は130nmプロセスで製造されるもので、価格は$1,043ほどと見られる。次期Xeon Noconaは、3.60GHzまでの製品がQ2に投入される。

 Q1Q2H2H1 '05H22006 -
Itanium 2--Madison-9M
1.7GHz, 9MB L3
Montecito
Dual core, 24MB L3, Higher FSB, 90nm
Tukwila
Multi core
DP Itanium 2--Fanwood
1.6-1.4GHz, 3MB L3
Millington
Dual core
Dimona
Multi core
LV Itanium 2--Fanwood
1.2GHz
Millington
Dual core
Dimona
Multi core
Xeon MPGallatin-4M
3GHz/4MB, 2.7GHz/2MB, 2.2GHz/2MB
--Potomac
大容量キャッシュ, IA-32e, 90nm, Q1
Tulsa
Dual core
-
Xeon3.20GHz
2MB L3, 533MHz FSB
Nocona
3.60-2.80GHz, 1MB L2, IA-32e, 90nm
LV Nocona
2.80GHz, Q3
Jayhawk
4GHz前後, 2MB L2, 800MHz FSB, 90nm, Q2
-
新プラットフォーム, Higher FSB ?
Intel website
February 19, 2004


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