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TSMCファウンドリロードマップ
TSMCの製造プロセスロードマップに関する情報。これによると、TSMCでは現在、90nmプロセスがリスクプロダクション、65nmが研究開発の段階とされ、近い将来の量産に向けて110nm技術が立ち上げられているようだ。この110nmプロセスは130nm技術のコスト軽減版といわれているようで、大規模な製造がQ2中か2004年後半より開始されるという。TSMCでは、この110nmプロセスが130nm技術と同等かそれ以上のパフォーマンスを提供するとし、ダイサイズを20%縮小できることからコスト削減につながると述べているようだ。 90nmプロセスでの量産出荷は現在、2004年の下半期中に予定されている。TSMCでは90nm技術が良い状態だとし、40の製品について設計中もしくはテープアウトしているという。TSMCはその後、2005年に65nmプロセスへの移行を始める計画。2005年終盤には65nm技術を用いた低電力版が現れる見通しのほか、高速版が2006年中盤、2006年Q4には汎用向けの提供開始が計画されているようだ。 Source: SiliconStrategies
April 15, 2004 |