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Pentium MベースのデスクトップCPU, 2005年中にも登場?

  Intelは将来的にデスクトップとモバイル向け製品のプロセッサコアを統一する計画と言われているが、Pentium Mアーキテクチャをベースとしたデスクトップ製品については早ければ2005年下半期中にも登場する可能性があるようだ。IntelではJonahを両プラットフォーム向けとして、早ければ2005年後半か、または2006年上半期中に投入する予定であると、ノートPCメーカー側から伝えられているという。

  これによると、JonahはPentium Mを基にした次世代の共通コアを持つ最初のプロセッサになるとされるが、加えてデスクトップ製品に見られる特徴も備えると言われている。また、チップは65nmプロセスで製造されるという。今のところ、JonahはDothanクラスの実行コアを2個搭載し、2MBのL2キャッシュを共有するものになると見られているようだ。

  共通コアを用いたデスクトップ製品についてはこれまで、Jonahの後継にあたるMeromコアをベースとした製品が2007年ごろに登場すると言われていた。一方で、デスクトップ向け製品にはTejasとその後継となる製品が、それぞれ2005年Q2とQ4に計画されている。Jonahベースのデスクトップ製品が投入される場合、これらの製品と同時に提供されるのか、それともコアの共通化がJonahの世代まで前倒しされるのかは現在のところ不明。

  ところで、Intelは結局LGA-775版Pentium 4製品群の投入を6月末まで後退させるようだ。6月のリリースでは、3.60GHzまでのPentium 4とLGA-775版のPentium 4 Extreme Edition 3.20GHz及び3.40GHz、2.80GHzまでのCeleronプロセッサのほか、925X Alderwoodと915P/915G Grantsdaleチップセットが投入されるという。3.60GHz動作のPentium 4はLGA-775版のみの提供、2.53GHz及び2.66GHzのCeleronにはSocket 478版も用意されると見られている。
Source: DigiTimes
April 27, 2004


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