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Socket A対応Sempron 2800+まで6製品が登場へ
AMDが準備を進めるバリュー向けプロセッサ、Sempronの情報が、マザーメーカーのサイトに掲載された内容などから明らかになってきたようだ。Sempronは最初にSocket A対応製品が投入され、後にSocket 754、Socket 939版製品が用意される見通し。このうちSocket A対応チップは、130nmプロセスで製造され256KB L2キャッシュを搭載、333MHz FSBに対応し、コア電圧1.6Vで動作するという。製品は1.5GHz動作の2200+から2GHzで動作する2800+まで6製品が用意されるようで、対応FSBやキャッシュ容量が同等となるAthlon XP Thoroughbredと比べ、同じ2800+でもSempronは250MHz動作クロックが低く、またコア電圧もわずかに抑えられるようだ。 Socket A対応のSempronプロセッサは8月17日ごろに発表され、またその後Q3中にはSocket 754版製品やモバイル向け製品もリリースされる見通し。Socket 754対応チップは実質Athlon 64の機能省略版と見られ、キャッシュ容量と64-bit機能が削減されると言われている。2005年Q1にはSocket 939版Sempronも投入される見通しのようで、いずれも256KB L2を実装し最高2GHzで動作する、3500+までの製品が登場することになるようだ。
Source: The Register
July 23, 2004 |