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NVIDIA メインストリーム向けのGeForce 6600シリーズを発表
NVIDIAは、GeForce 6シリーズにメインストリーム向けとなるGeForce 6600 GPUを追加すると発表した。新たに投入されるのは、GeForce 6600及び上位版となるGeForce 6600 GTの二種類。製品はそれぞれにPCI Express版とAGP 8x版が用意されると見られており、価格はGeForce 6600 GTが$199、GeForce 6600は$149ほどになるという。 GeForce 6600ファミリーはNV43 GPUをベースとした製品。NV43は、フラッグシップモデルとして投入されているNV40コアの全機能を受け継いでおり、Shader Model 3.0やUltraShadow IIなどをサポートする。ピクセルパイプラインと頂点演算ユニット、及びメモリインターフェースはNV40のちょうど半分とされ、8パイプライン、3 Vertexユニット、128-bitメモリインターフェースを備えた。また、NV43はNVIDIAで最初のPCI Expressネイティブとなり、AGP 8xにはHSIを用いて対応。チップは1億4,600万トランジスタで構成され、TSMCによる0.11μプロセスで製造される。 今回発表された2製品は、コア及びメモリの動作速度、搭載メモリやSLIへの対応などが異なっている。上位製品のGeForce 6600 GTは、コアクロックが500MHzで4,000Mpixels/secフィルレート、GDDR3メモリを搭載し、500MHzで動作する。またPCI Express版のGeForce 6600 GTでは、2枚のカードを搭載してパフォーマンスを向上させるSLIをサポートしている。GeForce 6600はコアクロックが300MHzほどになるほか、メモリにはDDRを使用。メモリの動作速度は明かされていないが、300MHz台になると見られているようだ。なお、両製品ともにPCI Express版では補助パワーコネクタが省かれている。カードは9月後半に登場する予定。 NVIDIA website
August 18, 2004 |