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Intel Montecitoをデモ, 2005年中にデュアルコア製品群を投入へ

  Intelは、業界が今後WiMAXを用いたワイヤレスブロードバンドの出現やパラレルコンピューティングという転換点を迎えると述べた。IntelはIDFでデュアルコア版Itanium 2 Montecitoのデモを実施し、2005年中にデスクトップ、モバイル、サーバー向けそれぞれにデュアルコアプロセッサを投入することを明らかにした。また、802.16-2004 (WiMAX)対応のSoC、開発コードでRosedaleと呼ばれるチップのサンプリングを開始したとも発表している。

  披露されたItanium 2 Montecitoは、デュアルコア構成且つマルチスレッド機能のHyper-Threadingを搭載したもの。デモはSGIの4-wayサーバーを用いて行われ、Windows Server 2003の下では16プロセッサ構成であるように動作していたとされる。Montecitoは24MBのキャッシュを搭載し17億個のトランジスタにより構成、2005年中の投入が予定されている。

  Intelではデスクトップ、サーバー、モバイル向けにデュアル及びマルチコアプロセッサを開発中で、2005年中にこれらを出荷する計画。移行はサーバー及びモバイル向け製品から進め、2006年にはパフォーマンスデスクトップの40%以上、サーバー向けの85%以上、モバイル向けでは70%以上がデュアル/マルチコア製品になる見通しだという。

  このほか、IntelはHTやEM64Tに続く新機能として、LT、VT、さらにiAMTを追加するとしている。VT Vanderpoolはプロセッサの仮想化により複数のOSなどを実行可能にするもの、LTはセキュリティ機能で、これらはLonghornと共に登場するという。iAMTはゼロマネージメント化に向けた技術で、システム稼動時の支出削減が目標となるもの。詳しくは次回のIDFで明らかにされる。
Intel website
September 9, 2004


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