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ATi 新グラフィックスコア内蔵のRS600, RS690 IGPを計画
ATiは2006年Q1を目標に、"Kaleidoscope"と呼ばれる新たなグラフィックスコアとディスプレイ及びビデオ技術を統合する次世代IGPを、Intel及びAMD両プラットフォーム向けに投入する計画であるようだ。チップセットは、Intel向けにデュアルチャネルメモリをサポートするRS600とシングルチャネル版のRC600、AMD向けには統合版とディスクリート版のRS690及びRX690が用意されるという。Kaleidoscopeの具体的な情報は明らかにされていないものの、グラフィックスコアの部分に関しては時期的にX700相当が使用されそうではないかと言われている。 ATiは今後、10月中にPCI ExpressをサポートするAMD向けチップセット2種類、RS480とRX480をリリースする予定。両製品はそれぞれグラフィックス統合型と単体型で、製品名はRadeon Xpress 200G/200Pになるという。RS480の統合コアにはRV370が使用されている。またATiではこれに続き、コンポーネントビデオ出力をサポートしたRS482を2005年4月に投入する計画のようだ。 PCIe対応となるIntel向けチップセットはRS400とRC400が用意され、ともに11月のリリースとされている。このうちRS400はデュアルチャネルメモリ構成やコンポーネントビデオ出力をサポートし、RC400はシングルチャネルメモリサポートとなる。また、RS400ではPCI Express x8を2スロットというような構成が可能とされるようだ。両製品はともにX300相当のRV370コアを使用、RS400のパフォーマンスは915G IGPのほぼ倍にもなると言われる。2005年4月には110nmプロセスへと縮小しコストを抑えるRC410が予定されている。
Source: AnandTech
September 29, 2004 |