レースゲームの新基準
MASAの思いつきコラム 第18回 レースゲームの新基準 今回は発売されて結構経ちましたがGT3について書いてみようと思います。 筆者はPS2を買っていないので友人宅に押しかけて少し遊んだ感想をのべてみようかなと。
まず見た目についてですがこれに関しては大きな問題も無いでしょう。以前筆者はPS2はVRAMが足りない と判断したのですが(実際もっと多い方が良いと思うのですが)それをあまり感じさせない出来でした。 残念ながら車の方の見た目は素晴らしい!といってもいいのですが、背景の出来は見た目が平面的で 特にラリーの方の出来はまだまだかなと思いました。ラリーの方は車の挙動がより複雑になり、土煙の エフェクトがあったりしてぱっと見た感じでは結構裏では大変な処理をしていることが窺い知れます。
エフェクトといえばサーキットでハードブレーキをした時、きちんとブレーキディスクが赤熱している! というのが非常に感心しました。(実車でも起こる現象です)非常に細かいことなのですがこれほど 車好きの心をくすぐる事も無いでしょう。他にもギャップを乗り越えマシンが底付きした時に飛び散る火花等 細かいところまで出来が良いです。 これによって今後発売されるレースゲームは全てGT3より良いか悪いか比較されてしまうでしょう。
なぜこれだけのクォリティーが出せるかというと、動作する全てのマシンのスペックが同じであるから。 これに尽きると思います。PCの場合CPU、ビデオカード、メモリのスピード、容量など同じ物を見つける方が 大変で、特にビデオカードはDirect3Dに対応とはいえ機能はチップごとに違い、仮に同じ機能を持っていても 出力される映像は異なる事が多いのです。 だからPCのゲームは他と比較しても少し敷居が高いのだと思います。まずCPUは最高クロックに近いもの、 3Dの速い≒nVIDIA?ビデオカード、十分な容量のメモリ、が要求されしかもCPUだけでPS2が買えたりする 訳だから、誰もゲーム目的だけでPCを新規に購入したり、作ったりはしないのです。(廃人は別です)
筆者はPCゲームを国内で普及させるにはX-BOXのソフトの普及によって海外のゲームが脚光を浴びること が必要不可欠である!という認識を持っているので期待しているゲーム機です。 X-BOX位のハイスペックならばもっと素晴らしい出来のレースゲームが出てきてもおかしくないでしょう。 発表当初の性能よりもおちたとはいえ相変わらずのハイスペックなので、早く遊んでみたいですね。
X-BOX相当のマシンを作ったら一体いくらになるか考えると、買ってもいいなと思っています。 他にもGAMECUBEもあるし今年は新世代ゲームマシン発売ラッシュなので今後が楽しみです。 PCはDirectX8対応のゲームを早く遊んでみたい所ですが、恐らく年末から来年までは待たないと 出てこないでしょうね。 PC用とかそういう垣根を越えてGT3を凌ぐ出來のソフトが出てきて欲しいというのが筆者の願いです。 あの出來を超えるのはかなり大変だろうなー。
次回はWin2000におけるサウンドカード選びです。筆者は未だに悩んでいます。
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