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RADEON8500(LE)レビュー
MASAの思いつきコラム 第24回 RADEON8500(LE)レビュー
今回はRADEON8500についてです。もう完全に旬を逃がした感のあるレビューですが主にWin98での レビューです。(WinXPでも試してみたものの筆者の技量では今ひとつ安定しませんでした。)
まずは簡単にスペックのおさらいです。R200コアを採用しTRUFORMによる自然なモデリングと SMOOTHSHADERテクノロジーによる美しい描画が自慢の最新ビデオカードである。 R200はコア/メモリ共に230/230、250/250、275/275の製品が確認されており、それぞれ通称 RADEON8500LELE、RADEON8500LE、RADEON8500と呼ばれている。 なお275/275の製品は基本的にATiリテール品のみである。
こんなもんでしょうか?8500LELEは通称で、実際には8500LE扱いになっているようです。 筆者は結構早い時期に買ったので8500LELEでは無く8500LEを買いましたが、バルク扱いでは あるもののメーカー名の書かれていない謎の箱入り物を購入しました。(ちなみに\26,800税抜)
この辺はもう書いてて飽きたので肝心の画質、性能、安定度等を述べていきましょう。 画質に関しては不満らしい不満は全く無いです。綺麗な発色で非常に好感が持てます。 性能に関してはもう既にあちこちで見かけるように、あくまでも3DMARK2001に特化されたもの であり、実際にアプリを走らせた場合は確実にGeForce3Ti500に負けます。 Direct3DだけではなくOpenGLでも確実に負けます。
安定度に関してはあくまでK7S5Aとの組み合わせでしか実験していないので何とも言えませんが さほど問題ないような気がします。 ただWinXPと組み合わせた場合まともに3DMARK2001が完走したのは1回だけでした。 (SiSAGPドライバ→DirectX→RADEONドライバの順でインストールしてやると動くかも?その辺の 検証は一切行わないでWin98にOSを切り替えたので何とも言えないのですが。) ドライバに関しては3276、3286の2つを試しましたが、結果はどちらでも大きな差は無く3286の方が 少し良かった感じがします。(完走していないので途中までのフレームレート等での判断です。)
対してWin98では大きな問題も無く、現在も常用中です。まあ最初の目的がゲーム用としてなんで 満足はしていますが…。
しかし大きな問題も無くとはいったものの物凄く気に入らないことが1つ有ります。 それは動画がとんでもなく汚ねぇ!という事実です。 最初はATi DVDPlayer4.0が悪いのかと思いWinDVD3.0にしても一緒で、DVDだけ汚いのか?と思い 普通のムービーファイルで試しても一緒でした。ドライバ固有のバグなのかチップのバグなのかは 分かりませんが早い所何とかしてもらいたいです。
その他の機能では特に不満は感じていないので良いんですけどね。 ちなみに今使っているドライバはOMEGAドライバです。(http://www.omegacorner.com/) このドライバはATiが通常持っていない1280X960の解像度を持っているのが特徴で筆者はそのためだけに 使っています。17inchモニターでの常用はこの辺で限界です。 色々な不具合は有るものの、やはり発色が気に入ってしまったので次のATiを買ってしまうでしょうね。 (筆者が気になるといった場合=買うということだと思ってください。大きな問題が無い場合大抵買ってしまいます。)
簡単にまとめるとゲームの互換性、実行性能、安定度等を重視する人はGeForce3Ti200、500がお勧めで、 将来VertexShader1.4が主流になった場合はRADEON8500、さほどヘビーな3Dゲームはやらなくて発色の良い方 (ATiの発色が好きな方)はRADEON7500、こんな感じだと思うんですけどどうでしょうか?
何かあんまりまとまってないんですけど今回はこの辺で勘弁して下さい。時間が取れなくてWinXP関係の検証が 半端になってしまって筆者としても不満なんですけどね。でも面倒なんでWinXPはSP1までは封印決定です。
次回は最近気になる物それはファイルサーバー(と言うとかっこいいが単なるファイル置き場)マシン構想 です。出来るだけ低騒音、低電力なマシンを考えて見よう!かなと。
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