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--- Spec Database - Intel Pentium 4 Processor ---


Pentium4 Logo
1. Willamette / Willamette-478

  Pentium4では、1995年のPentium以来はじめてコア・アーキテクチャに大幅な変更が加えられた。 特にクロックの向上を目標とした、HyperPipelineと呼ばれる20ステージのパイプライン構造が大きな特徴だ。

  新技術ではまず、NetBurstを実装する。これは暗号化、ビデオ圧縮、ネットワーキングの 処理速度を向上させるものだ。また、マイクロエンジンは Rapid Execution Engine (REE) と名づけられた。 これはALUをクロックの倍速で動作させ、加減算処理を高速化する。拡張命令もマルチメディア系のものが 144個追加され、SSE2対応ソフトウェアではその機能を発揮するものだ。

  登場初期には価格的にもハイエンドPC、ワークステーション向けに思えるが、同時に出荷が開始される Intel 850チップセットによるマルチプロセッシングには対応していない。また、Willametteで採用されているPGA-423は 短命で、2001年中盤にはWillamete-478によりmicroPGA-478へと移行される。

 詳細 / Details
製品区分CPU
コア名称WillametteWillamette-478
クロック1.3 GHz - 1.7 GHz- 2GHz
L1 キャッシュ データ/命令8KB / 12KB
L2 キャッシュ256KB
L2 バス256-bit bus
システムバス400 MHz (100MHz QuadPumped)
パッケージOLGA / PGA-423FC-PGA2 / microPGA 478
コア電圧1.6V - 1.75V
ダイサイズ217 sqmm-
トランジスタ数4,200万-
製造プロセス0.18μ
マルチプロセッシング非対応-
拡張命令SSE2
登場時期 / 販売期間2000年11月20日 - 2001年Q32001年 Q3


Pentium 4 - Willamette 1.5GHz Retail
Pentium 4 Retail Box
Pentium 4 - Willamette
Pentium 4 - Willamette Front

Pentium 4 - Willamette Pin



Pentium4 - Northwood Front

Pentium4 - Northwood Pin
  
2. Northwood

  2001年Q3以降、0.13μプロセス製造となるPentium 4がNorthwoodだ。2GHz以上への クロック向上のほか、L2キャッシュを倍増、L1キャッシュも増やされWillametteと比べ大幅に性能を 向上させている。また533MHzFSBにも対応し、1066MHz Direct RDRAMがサポートされる見込み。

  パッケージにはFC-PGA2、microPGA-478が採用され、初代Pentium 4、Willametteからは 半分ほどの大きさになっている。このほか、0.13μプロセス製造となることで、コア電圧1.3V、消費電力も抑えられ、 2002年Q2にはNorthwoodコアのモバイルPentium 4も予定されている。

 詳細 / Details
製品区分CPU
コア名称Northwood
クロック2GHz 以上
L1 キャッシュ データ/命令16KB / 12KB
L2 キャッシュ512KB
L2 バス-
システムバス400/533MHz (100/133MHz QuadPumped)
パッケージFC-PGA2 / microPGA 478
コア電圧1.3V
ダイサイズ-
トランジスタ数-
製造プロセス0.13μ
マルチプロセッシング-
拡張命令SSE2
登場時期 / 販売期間2001年 Q3

 

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